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森達也『ぼくらの時代の罪と罰』のカバーと帯デザインが決定

12月の新刊(11月→12月に変更しました)、森達也さんの『ぼくらの時代の罪と罰』カバーと帯のデザインが決定しました!!

ブックデザインは、『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』に引き続き、わたなべひろこさん。

死刑制度は、なぜ日本で8割もの圧倒的な支持を得ているのか。

何年も前の話ですが森さんは「地方の時代」映像祭のシンポジウムで、ノンフィクション作家の吉岡忍さんにこう聞きました。
「戦争がテーマの作品はなぜ反対ばかりで、賛成だという作品はないのだろう?」
吉岡さんの答えは
「森さん、あたりまえじゃないか。調べるからだよ」

前にもご紹介したかもしれませんが、今もよく思い出すエピソードです。

帯の裏には、本書の中から次の文章を引用しました。

死刑とは何か。
どんな意味を持つ制度なのか。
そもそも必要なのか不要なのか。
でも、一つだけ確かなことがある。

これは、みんなが知るべきことだ。

『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』で森さんが提示したメディア・リテラシーを駆使して、この究極の刑罰について、ぜひ考えてみてください。

ぼくらの時代の罪と罰 増補新版きみが選んだ死刑のスイッチ

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