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[Webマガジン]グローバルサウスの片隅で
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11.12024
「第6回 衣服にひかれていく(前編)」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる
あえてひらがなで「ひかれる」と書いてみた。ある衣服にひかれる。ひかれるのだ、どうしようもなく。これが着たい、これを身に付けたい、これが好きで気に入っている。それはもう一体どこからきたのかわからない。霊的なもの、としか言いようがない確かさと輝きを持って私たちに迫るので、抗えない。
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10.182024
「第5回 キラ」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる
チベット仏教の国、ブータンは、標高の高いところにある国だから、気温は下がる。いかなる意味でも熱帯の国ではない。ブータン国民は民族衣装をよく着ている、というか、ブータンでは公式の場では、キラとゴという民族衣装を着なければならないことになっている。
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9.202024
「第3回 ブラジルの民族衣装(前編)」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる
アジアの民族衣装が好きだった。アフリカのものも好きだ。とにかく民族衣装に心奪われてきた。国際保健、という仕事を選んでいたから、いわゆる現在グローバルサウスと呼ばれており、一昔前は第三世界と呼ばれていた国々に出かけることが多かった。
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9.62024
「第2回 サロン、サンポット」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる
アジアの伝統衣装には、いくつかのパターンというか、類型があるように思う。前回のパキスタンのシャルワール・カミーズのように長い上着にパンツというスタイルもあるが、圧倒的に多いのは「巻きスカート」スタイル、というか長い布を巻いていくスタイルである。
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8.162024
「第1回 シャルワール・カミーズ」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる
40代なかばからきものを日常着として着始めておよそ20年経つが、なぜきものを着始めたのか、最初の理由は大変はっきりしている。わたしは、民族衣装フリークなのである。日常、今、世界中の誰もがきている西洋風の衣料とはちがう、民族衣装が好きなのだ。
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