錨氷 / 長田典子
「旅に出ろ。旅に出ろ。旅に。出ろ。」
耳の奥から届いた声に動かされ、わたしは「アイヌの静かな大地」へ向かった。
「わたしは 女は 男は 野蛮な和人に頭を手を足を胴を身体を盗まれたものたちは/あとからあとから/涙が溢れ/止まらなくなる」(「いつか」)
「ジャッカ・ドフニ!/言、霊、が、/北の澄んだ風を引き裂き/土地に轟く/刻み込め、語り継げ!」(「ウィルタ、ゲンダーヌ!」)
小熊秀雄賞受賞詩人が土地の歴史にみた幻影を言葉で写し取る、渾身の詩作と旅の随想。
著者プロフィール
(オサダ)()
神奈川県生まれ。詩集『夜に白鳥が剝がれる』(書肆山田、1992)、『おりこうさんのキャシィ』(書肆山田、2001、第34回横浜詩人会賞)、『翅音(はねおと)』(砂子屋書房、2008)、『清潔な獣』(砂子屋書房、2010)、『ニューヨーク・ディグ・ダグ』(思潮社、2019、第53回小熊秀雄賞)、『ふづくら幻影』(思潮社、2021)。
書籍情報
判型: A5判
価格: 2,400円+税
ISBN: 978-4-907364-44-1
発売日: 2025年11月28日
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