ぼくらの時代の罪と罰 増補新版きみが選んだ死刑のスイッチ / 森達也
罪を犯せば罰を受ける。じゃあ、罰の重さを決めているのは誰だろう? 一度は考えておきたい、この国のいちばん重い罰のこと。「よりみちパン!セ」シリーズ『きみが選んだ死刑のスイッチ』にノルウェー取材のエピソード等を加えた、著者渾身の全面改訂版。いのちの大切さを考えるときにはずせない一冊。
目次
- 裁くのは誰? – ルールの誕生/目には目を、歯には歯を/裁くのは人だ/疑わしきは罰せず 等
- 無罪の推定 – 罰をどのように与えるか/いつから犯人?/冤罪で苦しむ人たち 等
- 裁判と国民 – 裁判員制度って?/悪人に弁護はいらない?/裁判員に選ばれたら 等
- 見えない極刑 – どこの国にもある?/明治時代から変わらない方法/オウム事件の衝撃 等
- 罰と寛容 – 厳罰化する世界で/虐殺者の素顔/語られなかった言葉 等
著者プロフィール
(モリ ) ()
1956年広島県生まれ。映画監督・作家・明治大学特任教授。98年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『放送禁止歌』『死刑』『いのちの食べかた』『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』他多数。
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