森達也

  1. 森達也のフェイクな世界バナー

    森達也のフェイクな世界「第5回 ゴッド・ブレス・アメリカ」

     NHKの仕事でニューヨークに行ったとき、ジョン・F・ケネディ空港のイミグレイション(入国審査)で、半日近く拘束されたことがある。朝8時くらいの着陸だった。僕のパスポートをしばらく見つめていた係官は、指で合図をして数人の係官を呼んだ。

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  2. 森達也のフェイクな世界バナー

    森達也のフェイクな世界「第4回 捨て猫を飼う」

     家に猫が来た。 生後五カ月の三毛猫。ということはメス。そもそもは捨て猫だったようだ。知り合いの知り合いが拾い、誰かもらってくれる人はいないかと友人たちに声をかけ、その声が僕のもとに届き、僕は迷うことなく手を挙げた。 僕は広島で生まれている。でも広島の記憶はない。

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  3. 森達也のフェイクな世界バナー
  4. 森達也のフェイクな世界バナー

    森達也のフェイクな世界「第2回 味方をしてくれというつもりはない」〜パレスチナ難民キャンプ

     今日の日付は6月3日。イスラエル・パレスチナ問題について最新の(大きな)ニュースは、バイデン大統領がイスラエルとハマス双方に呼びかけた停戦への新提案だ。以下は6月1日 21時34分に配信されたNHKWEBのニュースだ。

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  5. 森達也のフェイクな世界バナー

    森達也のフェイクな世界「第1回 北京国際映画祭で笑いをとる」

     四月一七日午前七時。眠い目をこすりながら羽田空港第三ターミナルに着いた。八時五〇分羽田発JAL021便に乗らなければならない。今年で一四回目となる北京国際映画祭に『福田村事件』が招待されたのだ。 カウンターでチェックイン。渡されたチケットの左上には「business」と記されている。

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  6. 森達也『ぼくらの時代の罪と罰』がTRC学校図書館のためのブックカタログに掲載されました

    図書館流通センターの『TRC学校図書館のためのブックカタログ』に、ミツイパブリッシング刊の『ぼくらの時代の罪と罰』(森達也)を掲載しています!前年に引き続きの掲載です。誰もが目を背けたくなる「死刑制度」をテーマにした本ですが、刑法の基本的な考え方を森さんと一緒に考える内容です。

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  7. 【本年も大変お世話になりました】冬至を過ぎて…

    冬至を過ぎ、日一日と陽が長くなっています。まだまだ夕方暗くなるのは早いのですが、なんとなくホッとする時期です。現在、クラウドファンディングにも挑戦中の津川エリコさんのダブリン便りで、世界最古の建造物ニューグレンジのことを知りました。

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  8. 森達也塾プラスのバナー

    オンライン私塾「森達也塾」のアフタートークをRadiotalkで更新中!

    中学生からメディアリテラシーがわかる! と好評の『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』、中高生向けに死刑制度を考える『ぼくらの時代の罪と罰』を小社から出版している、映画監督・作家の森達也さん。森さんは2023年4月から、オンライン私塾「森達也塾」を開催しています。

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  9. フェイクニュースと現代の国語表紙

    『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』が高校の教科書で紹介

    森達也著『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』が令和4年度の高校教科書で紹介されています。掲載されているのは『精選 現代の国語』(三省堂)。

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  10. 『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』韓国版が届きました

    コロナ、ウクライナ危機、元首相暗殺など衝撃的な出来事が続き、ニュースを冷静に読むことがいっそう求められています。そんななか、森達也さんの『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』韓国語版が届きました。表紙イラストのテイストがずいぶん違います(翻訳書の見どころの一つ)。

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