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安積遊歩さんからメッセージが届きました

障害をもつ人たちへ、強制的に不妊手術を施すことが合法とされた時代がありました。
被害を受けた人びとが、国に対して裁判を起こしています。
その最高裁判決をまえに、安積遊歩さんからメッセージを寄せていただきました。

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助け合うように生まれた私たち
安積遊歩

1948年から1996年まで、優生保護法という法律があった。

その存在を知ってから、私は苦しみ続け、その法律がなくなればいいと思い続けた。

仲間たちと様々に活動する中で、1994年、私はカイロでその法律の差別性について告発した。

そして来たる7月3日、合法的に命を踏みにじられた被害者達が、賠償を求めて国を訴え、その判決が下る。

私は優生保護法が改訂されたその同じ年に娘を産んだ。

娘も同じ身体つきを持っているが、それは私にとっては障害ではない。

ひとりひとり、みんな違う体と心を持ち、私たちはそれを楽しんで、助け合うようにと生まれてきた。

助け合うことのできない社会は、互いを評価し、競争して、生きづらさの境地にある世界だ。

自分がやりたいことをやり続け、人とつながって、互いに豊かな人生を生きていこう。

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【安積遊歩さんの著書(ミツイパブリッシング)】
自分がきらいなあなたへ  
多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

 

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