少女のための海外の話 / 三砂ちづる

留学や海外で働く夢をもつ女子へ。途上国の国際プロジェクトで実績を積み、現在は女子大で国際協力を教える著者が、豊富な経験をもとに海外で働く魅力を伝える。海外生活で一番大切なことは自炊力である、外国語が上達した時の裏話、危険を察知する力を国内でもみがいておく、パンデミック下での覚悟など、先進国も途上国も知る海外通ならではの情報が満載。帰国子女でもなく普通の公立校出身でも、国際的に活躍する進路も解説。中高・大学生から、親子で読むのもおすすめの「少女のための」シリーズ第2弾。

目次

  • 1章 海外へ行く準備 – 初めての海外/少しだけ外に出てみよう/安全のために知っておいてほしいこと/国際的な仕事でいちばん大切なこと/「日本人」どはだれのこと?/「宗教は?」と聞かれたら
  • 2章 役に立つ持ち物 – パスポートとビザ/空港が好き/飛行機と荷物と/エコノミークラスで快適に過ごす/冷え対策は常に必要/海外で生理になったら?
  • 3章 外国語の学び方 – 外国語は英語だけじゃない/二つの勉強法/バイリンガルの育ち方/海外の本を読んでみる/海外の親友/英語力が伸びるとき
  • 4章 海外で、支えになるもの – 体調の整え方/ぱっと行動する力/国際結婚と子どもの国籍/国際協力、という仕事1/国際協力、という仕事2/国際協力、という仕事3/「いつでもどこにでも行けるようにみえた」世界が変わるとき/心の支えになるもの

著者プロフィール

三砂 ちづる  (ミサゴ チヅル)  (著/文

1958年山口県生まれ。兵庫県西宮育ち。 津田塾大学多文化・国際協力学科教授、作家。京都薬科大学卒業、ロンドン大学Ph.D.(疫学)。著書に『オニババ化する女たち』(光文社新書)、『昔の女性はできていた』(宝島文庫)、『月の小屋』(毎日新聞出版)、『女が女になること』(藤原書店)、『死にゆく人のかたわらで』(幻冬舎)、『少女のための性の話』(ミツイパブリッシング)、『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』(ミシマ社)、訳書にフレイレ『被抑圧者の教育学』(亜紀書房)他多数。

書籍情報

SBN:978-4-907364-20-5
判型:四六判
ページ数: 224ページ
発売予定日:2020年8月27日

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