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親子で聞きたい性教育講座 『著者に聞く少女のための性の話』リポート

10月11日、小社刊行の『少女のための性の話』をテーマにした三砂ちづるさんによる講演会がオンラインで開催されました。港区立男女平等参画センター・リーブラの主催でした。
当日のお話で、心に残ったことをご紹介します。

面と向かって話すのがなかなか難しい、性の話。
具体的に話すことだけが性教育ではない、と三砂さんは言います。たとえば、

「だれかと対(つい)の暮らしをするのは、楽しいことである。
そう子どもが感じることができれば、それが最高の性教育ではないでしょうか。
一人で育てている場合は、お母さんが自分のからだをいとおしんでいるのを、子どもに見せる。お母さんに受けとめられて育った、という感覚を子どもがもつこと。
そのためには、できるだけ子どもにふれること。
子どもが、自分の安心できる相手にふれられて、受けとめられて育ったという感覚をもてるように」

というお話がありました。
「ふれること」の大切さについては、こちらで書かれています。

「ふれること」少女のための性の話

「その上で、子どもから性に関する質問を受けたときには、全力で答える」というお話も。「子どもが本質的な質問をしてくるそのチャンスは、1、2回くらいしかない」と三砂さんは言います。

以下は筆者の感想ですが、その、子どもからの本質的な質問というのは、だいたい親の意表を突いて繰り出されるものだったりします……。
さらには、就学前の子どもに聞かれたときと、小学校中学年の子どもに聞かれたときでは、当然答えも変える必要がある。
そんないざというときにさっと差し出せる本を、年齢別に用意しておくとよいのでは? ということで、おすすめの本をご紹介します。(絵本の選書についてはこども冨貴堂さんにご協力いただきました)

就学前は何と言っても絵本がおすすめ。

赤ちゃんが生まれる表紙

『赤ちゃんが生まれる』(ニルス・タヴェルニエ作・中島さおり訳・杉本 充弘監修、ブロンズ新社、2008年)

ふたりのはなし表紙

『ふたりのはなし』(山本直英作・和歌山静子絵、童心社、1992年)

 

小学校低学年からは、たとえば。

せっくすのえほん

『せっくすのえほん』(みずのつきこ作・やまもとなおひで絵、子どもの未来社、2002年)


そして、生理がはじまったころからおすすめなのが『少女のための性の話』。

一篇一篇が完結していますので、その年ごろに応じて、ゆっくり読み進めるのもおすすめです。

少女のための性の話

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