少女のための性の話 / 三砂ちづる




生理なんて来なくていい? 誰とでも寝ていいの? 避妊はどうして必要? 恋愛、パートナー選び、妊娠、出産、生殖技術との向き合い方まで。国際母子保健の専門家であり、日本の伝統的な身体作法にも詳しい著者が次世代女子に贈る、ココロもカラダも女子力アップするための虎の巻エッセー。
学校も親も伝えにくい性の知識。自分のからだを受け入れ、女の子の自己肯定感を高める27篇。オトナ一歩手前の女の子とお母さんが一緒に読むにも最適の性教育本。
目次
- 1章 毎月生まれ変わる – 毎月生まれ変わる/恋をする理由/生理のお手当て/胸のふくらみ/賢い女性と呼ばれる職業/お股を大切に/奇跡のプロセス
- 2章 誰とでも寝ていいの? – ひなまつり/おかあさんじゃない人/お産ってどんな経験?/誰とでも寝ていいの?/失恋したら/ふれること/母性について
- 3章 子どもができるまで – 子どもができるまで/子育てってたいへん?/布ナプキンの使い方/一枚の布/胸が張る/人は何度恋をする?
- 4章 からだを信頼する – やわらかいからだ/セックスを通じてうつる病気/冷えないように/避妊について/からだを信頼すること/選択/あなたはどこからきたのか
著者プロフィール
1958年山口県生まれ。兵庫県西宮育ち。 津田塾大学国際関係学科教授、作家。京都薬科大学卒業、ロンドン大学Ph.D.(疫学)。 著書に『オニババ化する女たち』(光文社新書)、『昔の女性はできていた』(宝島文庫)、『月の小屋』(毎日新聞出版)、『女が女になること』(藤原書店)、『女たちが、なにか、おかしい』(ミシマ社)、『死にゆく人のかたわらで』(幻冬舎)、『五感を育てるおむつなし育児』(主婦の友社)、訳書にフレイレ『被抑圧者の教育学』(亜紀書房)、共著に『家で生まれて家で死ぬ』(ミツイパブリッシング)他多数。
書籍情報
判型:四六判
ページ数: 216ページ
発売日:2018年5月28日
定価:1,700円+税
ISBN:978-4-907364-09-0
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