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三砂ちづる著『少女のための性の話』2刷出来ました!

おかげさまで2刷となりました。
この機会に、本書誕生の経緯を書いてみたいと思います。

きっかけは、ママ友が性教育の本を探していたことでした。

ところで、ミツイパブリッシングが拠点とする北海道旭川市には、こども冨貴堂という児童書店があります。専門家が選ぶ「子や孫と行きたい絵本の店」ランキングで東京都内の書店に続き堂々5位に入るほど、絵本好きのあいだで全国的にその名がとどろいている名店です。
ミツイパブリッシングの既刊も全点お取扱いいただいています。

こども冨貴堂。壁のイラストはあべ弘士さん。隣にはあべさんのギャラリープルプルがある。

よりすぐりのラインナップに混じってミツイパブリッシングの本がちらほら。ありがたいことです。

そのママ友も、当然ながら日ごろ御用達のこども冨貴堂へ相談に行きました。
店頭にあった本をいくつか紹介してくださって、たしかにすでに名著もたくさんあるはあるのですが、当時中学生になっていたママ友の娘さんにはちょっと物足りなかったようでした。

一方、三砂ちづるさんにはウェブ連載の執筆依頼をしている途中で、テーマをどうしようか、相談していたところでした。

そのとき浮上していたのはまったく異なるテーマでしたが、小学校高学年〜中学入学くらいの娘さんがいるほかのママ友からも、同じような悩みを持っている・・という声が聞こえてきました。

そこで!
国際保健と母子保健の専門家であり、女子大学で健康教育をおしえてもいる三砂さんに、少女とそのお母さんが安心して読める性教育の本を書いていただいたら。
友人たちが求めているものにぴったりはまる本ができあがるのでは! と思いつき、三砂さんにご相談したところ即快諾、ウェブ連載がスタートすることになりました。

第1回は「毎月生まれ変わるということ」でした。

「毎月生まれ変わるということ」少女のための性の話

 

それから毎月、これから日に日に成長してゆく少女たちに寄り添って、渾身の一篇一篇が紡がれてゆきました。

その結実がこの本です。

 

次回のブログでは、著者がこの本に込めた思いとお伝えできればと思います。

少女のための性の話

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