森達也

  1. 外で座って本を読む外国人女性

    レビューは宝物!!

     発売前の本が読める「NetGalleyに期間限定で参加中!」というブログを先日、書きました。 お次は最新刊『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』を、先月下旬(つまり責了後)から公開しています。

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  2. タブレットに夢中になっている子ども

    人類がニュースで滅亡しないために〜タイトルが決まるまで〜

     『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』が生まれたきっかけについては、前々回のブログで書いた。 次に大きな問題は、書名をどうするか。 タイトルの決まり方は、本によってさまざまだ。 いちばん困らないのは、企画発案と同時にほぼ確定のタイトルが浮かんでいるとき。

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  3. 泳ぐゴマアザラシ

    タマちゃんのおかげで消えたニュース

     アゴヒゲアザラシの赤ちゃんが多摩川に現れ、メディアの話題をさらったのを覚えているだろうか。2002年のことなので、当時小1くらいで「なんとなく覚えてる」方は今23〜24歳。社会に出ている年齢だ。

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  4. 子どもが5人並んだイラスト

    新刊誕生秘話「ママ友が森達也さんを大プッシュ!」

     「フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ」の発売日が近づいてきました。今回のブログは、この本が出たきっかけをご紹介します。 出張時には子どもを預かってもらい、シーズンごとに子ども服のおさがりをいただき、食の安全への不安や政治への苛立ちもお互いシェアしあえる友人がいます。

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  5. 新聞記者ポスター

    「おかしくない?」を抱えている人にぜひ観てほしい 森達也監督「i-新聞記者ドキュメント」

     来月、小社から新刊を発売する森達也さんの最新作『i - 新聞記者』を観た。 主人公は官邸会見で切り込む質問を投げ続ける、東京新聞の望月衣塑子記者。官房長官が回答可能な質問しかしない記者たちの中で、彼女の姿は浮きまくる。

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  6. 『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』書影

    【特設ページ】森達也『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』発売中

    2019年12月10日発売「FAKE」「i - 新聞記者ドキュメント」(11/15公開)の森達也最新刊!フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ増補新版世界を信じるためのメソッド森達也映画「FAKE」で真実とは何かを問い、『ドキュメンタリーは嘘をつく』などでメディア...

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  7. 「悪くなるには、原因が必ずあるのです」 少年刑務所と『福音ソフトボール』

    「加害者である前に被害者であった」少年刑務所の子どもたち。本当にそう。『福音ソフトボール』に出てくる山梨ダルクの人々も薬物使用者という犯罪者である前に、過酷な幼少期を過ごした人々だった。そして人は、変われる。

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  8. 【書評】『福音ソフトボール 山梨ダルクの回復記』評者:森達也(ドキュメンタリー映画監督、作家)

    「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」  評者:森達也(ドキュメンタリー映画監督、作家) 薬物常習者には罰を?芸能人などが薬物で逮捕されたとの報道があるたびに、この社会は「なぜ薬物などに手を出すのか」とあきれる。しかも彼らの多くは常習者だ。どうやらまったく懲りていないらしい。

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