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【12月19日】森達也×井田香奈子 「裁判員になったとき、死刑を選択できますか?」@本屋B&B

森達也さんの新刊『ぼくらの時代の罪と罰 増補新版きみが選んだ死刑のスイッチ』の発売記念イベントを開催します。
12月19日(日)19時開始、会場は本屋B&Bの店頭もしくはオンラインでご参加いただけます。

▼イベント内容
京王線「ジョーカー」事件や九州新幹線の放火未遂など、「死刑になりたい」という理由の犯罪、罰を受けることを目的に罪を犯す人が出てきています。
この度、映画監督・森達也さんの新刊『ぼくらの時代の罪と罰 増補新版きみが選んだ死刑のスイッチ』がミツイパブリッシングより刊行されます。
刑罰とは、社会の秩序を保つためと同時に、犯罪の抑止になると一般には考えられていますが、しかし、その「罪と罰」の概念がゆらいできている、と森さんは本書の中で語っています。
さらに、今年5月の法改正で、18歳でも裁判員に選ばれることになりました(2023年から)。高校生が、死刑の判断を迫られるかもしれないのです。

本書の刊行を記念して本屋B&Bではトークイベントを開催いたします。
ゲストには、朝日新聞論説委員の井田香奈子さんをお呼びしました。
国民の8割が支持しているにもかかわらず、本当はあまり知られていない日本のいちばん重い罰=死刑制度について、これまで多くの死刑囚や、被害者とその遺族に取材してきた森さんと、国内外の司法に詳しい井田さんが根本から対話します。
どうぞお見逃しなく。

【出演者プロフィール】
森達也(もり・たつや)
1956年広島県生まれ。映画監督・作家・明治大学特任教授。98年、オウム真理教のドキュメンタリー映画「A」を公開。2001年、続編「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『放送禁止歌』『死刑』『いのちの食べかた』『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』『U 相模原に現れた世界の憂鬱な断面』他多数。
井田香奈子(いだ・かなこ)
朝日新聞論説委員。2001年から司法制度改革を担当。08−11年、ベルギー・ブリュッセルに勤務し、EUやNATOなどの国際舞台のかけひきを目の当たりにする。司法も国際政治も、お固くみえるルールを私たちの幸せのためにどう生かしていくかを考えている。気分転換は各国料理を作って旅行した気分になること、野山に分け入ること。

▼日時
2021年12月19日(日)19時〜

▼参加料金
来店参加(10名限定、1ドリンク付き):2,750円
配信参加:1,650円
書籍つき配信参加:1,650円+『ぼくらの時代の罪と罰 増補新版 きみが選んだ死刑のスイッチ』1,980円(いずれも税込)

▼お申し込み・詳細はこちら(B&Bイベントページ)
https://bookandbeer.com/event/20211219b/

 

【特設ページ】森達也『ぼくらの時代の罪と罰』12月10日発売

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