グローバルサウスの片隅で

  1. 「第3回 ブラジルの民族衣装(前編)」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる

     アジアの民族衣装が好きだった。アフリカのものも好きだ。とにかく民族衣装に心奪われてきた。国際保健、という仕事を選んでいたから、いわゆる現在グローバルサウスと呼ばれており、一昔前は第三世界と呼ばれていた国々に出かけることが多かった。

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  2. 「第2回 サロン、サンポット」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる

     アジアの伝統衣装には、いくつかのパターンというか、類型があるように思う。前回のパキスタンのシャルワール・カミーズのように長い上着にパンツというスタイルもあるが、圧倒的に多いのは「巻きスカート」スタイル、というか長い布を巻いていくスタイルである。

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  3. 「第1回 シャルワール・カミーズ」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる

     40代なかばからきものを日常着として着始めておよそ20年経つが、なぜきものを着始めたのか、最初の理由は大変はっきりしている。わたしは、民族衣装フリークなのである。日常、今、世界中の誰もがきている西洋風の衣料とはちがう、民族衣装が好きなのだ。

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