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2.252017
遠恋中の彼と、信頼を保つには?
遠恋中で、彼とはたまにしか会えません。 |
彼にはポジティブで正直な思いを 彼が誠実な人でよかったですね。内容から、大人の恋愛をつくろうと努力されているようにお見受けしました。 ただあなたの不安は、彼に対してではなく、多くの場合、小さいときの家族関係の影響かと思います。 大好きなお父さんやお母さんが仕事に出かけてしまうとき、自分が学校に行かなければならないとき、学校で仲のよい友だちと離れなければならないときなど、たくさんの出会いと別れを繰り返しながら、私たちは、いっぱい泣いたり、悲しんだりしてきたものです。ただ、核家族化が進み、孤立や孤独があたりまえになる社会の中で、一つ一つの別れに際して悲しんではならないとか、悲しみを感じないことが大人なのだというメッセージを聞かされ続けてきました。 しかし私たちはみんな、からだは大人になったとしても、自分の心の奥に小さな子どもを抱えながら、生きています。 安心できる親しい関係の中では、その小さな子どもがどんどん出てしまうのです。 「自分の不安をぶつけてしまってごめんなさい、本当は別れたいなんて思っていないの」と、言葉に出してあやまることがまず大切でしょう。 そして、不安をぶつけてしまう自分の中の小さな自分自身を、彼に抱きしめてもらおうとするのではなく、あなたご自身で抱きしめてあげてください。 彼にも、彼の中の小さな子どもがいるわけですから、彼にふたりぶん抱きしめてもらおうとするのは、むずかしいわけです。 男性は男性で、弱みを見せてはいけないと言われて育ってきていますから、見栄をはったり、感じないふりをしています。あなたのように不安をぶつけてくる人に対しては、遠ざかるしかないのかなと、彼も不安になることもあるでしょう。 彼と大人の関係を築きたいなら、負担なら別れましょうか、などという本当の願いの裏返し、つまり甘えの婉曲表現は、避けましょう。率直に「いつかは一緒に暮らしたいわ」と切り出して、そのときにはどんなふうに暮らしましょうね、などのポジティブで正直な思いを伝えていきましょう。 甘えたいという小さい子どもの部分は、他のところで解放してみましょう。たとえば自然の中で、あるいは仲のいいお友だちとの恋愛自慢の中で、「一緒に暮らしたい!」と叫ぶのはどうでしょうか。お友だちも当事者ではないので、深刻に受け止めず笑って聞いてくれるでしょう。 彼といればあなたが元気で、彼といる時間を楽しんでいることを伝え続けてください。 彼とのいい関係は、長く続いていくことでしょう。(遊歩) |