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詩と時評と、ノーマライゼーションと【2024年を振り返り】

2024年に出版した本をご紹介します!

なぜ人は詩を書くのか、その謎に迫る。
平川克美『ひとが詩人になるとき』

第55回小熊秀雄賞受賞作
津川エリコ『雨の合間 Lull in the Rain』

映画「福田村事件」監督の最新時評集。
森達也『九月はもっとも残酷な月』

木村泰子さん(大空小学校初代校長)推薦!
平田江津子『カズキはクラスの太陽だ!重度知的障害+自閉症児の普通学級ライフ』

「ひとって、イイよねー!ひとって、スゴイよねー!」(日比野克彦)
菊地雅子『北のボーダレスアート』

2024年に出版したタイトル2冊

2024年に出版したタイトル3冊

今年は文芸から時評、10・11月の新刊は偶然なのですが、障害をもつ人びとと共に生きることがテーマの本が続きました。

5冊とも、いずれも好評でうれしい感想をいただいています。

   * * *

No audience, no show.

先日、Spotifyで流れてきたデンマークのバンド、ルーカス・グラハムのアーティスト欄にこのフレーズが一行だけ書かれていて、すてきだな、と思いました。

本の場合、”No readers, no book” は、厳密に言うとあてはまらないかもしれません。
でも、読者のみなさまがいなければ、仕事として本を作りつづけることは、できません。

著者はもちろん、デザイナさんや校閲さん、印刷会社の方々はもちろんのこと。
さらにやっぱり、本を手に取って読んでくださったみなさまへの感謝がふつふつとわきあがる年の瀬となりました。

来年も、ココロにぐさっと届く本を作ってまいります。

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