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自分の足もとを見るということ(ソフィア・ヤンベリさんのツイート翻訳)

 アメリカで #BLM (Black Lives Matter=黒人の命も大切)のムーブメントが広がっています。『ぼくが小さなプライド・パレード 北欧スウェーデンのLGBT+』では、LGBT+というマイノリティーの話の裏に、スウェーデンにもあるレイシズムについても言及されています。
 今回は、アメリカで抗議デモが始まった直後、5月31日に、『ぼくが小さなプライド・パレード』著者のソフィア・ヤンベリさんが発信したツイートの日本語訳を、ここにご紹介します。


 アメリカで起きている(そしてこれまでも起きてきた)レイシズムと警察の蛮行は悪夢のようです。同じようなことは世界中で起きていますが、アメリカ人ではない友人たちには、アメリカだけにフォーカスするのではなく自分自身の国をみる勇気をもってほしい。レイシズムと差別はあらゆるところに存在しています。

 そして足もとから始める必要があります。影響を受けている人の声に耳を傾け、今起きていることとその背景にある歴史について自ら学ぶことで、レイシズムとファシズムに立ち向かうことができます。

 周りの誰かが差別/レイシズム/ステレオタイプ的なことを口にした時は、影響を受けないグループにいる私たちが自らの特権を使い、声をあげなければいけません。そうすることがどんなにいやだったとしても。
 私たちは、みんなにとってもっとよい社会をつくるため、レイシズムや外国人フォビアに対抗している反レイシズム組織や、団体を支援することもできます。

 たとえばこんな団体があります:スウェーデンのExpoは、ジャーナリズム、教育、リサーチの面からレイシズムとファシズムに立ち向かっています。ウェブサイトは www.expo.se

 ENARは反レイシズム・ネットワークで、社会構造レベルでレイシズムに対抗する全ヨーロッパ的な組織です。もっと知りたい方はウェブサイトをチェック www.enar-eu.org

 まだまだありますが、支援したい人には、地元の反レイシストグループを探すことをおすすめします。
 グローバルな視点を持ち続けることは重要ですが、自分の周りで起きていることから目を背けていいわけでもありません。
 自分の足もとを見ることは、私たちの責任なのです。

▼ソフィアさんの元ツィート(スウェーデン語)


【4月24日発売】『ぼくが小さなプライド・パレード 北欧スウェーデンのLGBT+』ソフィア・ヤンベリ(著)轡田 いずみ (訳)

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