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【新刊情報】平川克美『ひとが詩人になるとき』を本日発売しました

本日1月26日に平川克美さんの新刊『ひとが詩人になるとき』を発売しました。

本書は、ビジネス界で活躍しながら詩人に大きな影響を受けてきたという、平川さんの極私的詩人論です。
畏友・小田嶋隆さんが残した、「詩というのは日本語の致命的なところの、喉首を押さえているような文芸じゃないか」という言葉もきっかけに、なぜ人は詩を書くのか、その謎に迫ります。

学生時代、意味がわからないのに惹かれた詩
こんな詩をを書けたら死んでもいいと思わせる詩
身体の中に残りつづける詩
介護生活で途方にくれた日のことを思い出させる詩
労働者たちの詩
一番好きな詩

・・・などが紹介されています。
詩とはこんなふうに読んでいいのか、と思わせる、詩の読み方の入門書にもなっています。

引用の詩は、平川さんの「極私的」チョイスではありますが、どれも、今読んでも古びない、時代を超えて伝わる言葉を紡ぎ出す人がいるんだなあ・・と驚嘆させられる詩ばかり。

水先案内人である、平川さんの語りがまた、引用される名作のすばらしさを引き出しています。

全国の書店でお取り寄せできます。
ぜひ本屋さんで、詩の本に出合う体験をしてみてください。

 

ひとが詩人になるとき

【3月2日(土)】 『ひとが詩人になるとき』刊行記念対談 @池袋&オンライン

 

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