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【イベント】9月22日(土)開催 「家で生まれて家で死ぬ」シンポジウム in 札幌

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在宅緩和ケアを実践してきた医師と開業助産師、がん患者と考える
人生のはじめと終わりの過ごし方

現代は、ほとんどの人が病院や施設で生まれ、亡くなります。
家で生まれて家で死んでいたころの記憶は、継承されなくなってきています。
しかし多くの人が、人生の最終段階を「自宅で過ごしたい」と思っています。*
また、いのちの誕生を、自宅や助産院といった暮らしの延長線上で迎えることを希望する若い世代もいます。
本シンポジウムでは、「暮らしの中で生と死を迎える」という選択肢について、医療者や看取りの体験者とともに、考えを深めます。
シンポジストに、札幌で在宅医療に取り組んできた医師の前野宏さん、自宅出産を専門とする助産師の高槻友子さん、ファシリテーターに末期がんの夫を看取った三砂ちづるさんをお迎えします。
今あらためて、生まれる場所、死ぬ場所を振り返りながら、人生の出発点と終着点の過ごし方について、一緒に考えてみませんか。

*)「自宅で療養したい」と回答した国民は6割にのぼる(出典:厚生労働省H29.3.22意見交換資料)。また身体が弱くなったりした場合も「現在の場所で生活を続けたい」と答えた方がもっとも多い(「さっぽろの高齢者のすがた」札幌市保健福祉局高齢保健福祉部高齢福祉課H26.3)。

【開催日】9月22日(土) 13:00開場/13:30開始(16時終了予定)
【場所】北海道大学大学院保健科学研究院 E棟 1階多目的室(札幌市北区北12条西5丁目)
アクセスマップ https://www.hs.hokudai.ac.jp/access/
【定員】80名
【チケット】一般500円 大学生、高校生および中学生以下は無料
【シンポジスト】

前野宏(医療法人徳洲会札幌南徳洲会病院ホームケアクリニック札幌総長)
高槻友子(オハナ助産院)

【ファシリテーター】
三砂ちづる(作家・津田塾大学国際関係学科教授)

【主催】家で生まれて家で死ぬことを考える会・北海道大学大学院保健科学研究院 

【後援】北海道新聞社・ミツイパブリッシング

ご予約はこちらのページから

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【タイムテーブル(予定)】

13:00 開場
13:30~14:40 シンポジストによる講演
(休憩)
14:50~15:45 パネルディスカッション
15:45~16:00 質疑応答
16:00 終了
 
【登壇者略歴】
前野宏(医療法人徳洲会札幌南徳洲会病院・ホームケアクリニック札幌総長)
1985年北海道大学医学部卒業。外科医からホスピス医に転身し、淀川キリスト教病院ホスピス、東札幌病院緩和ケア病棟での勤務を経て、2001年札幌南青洲病院院長に就任。2003年12月に同院にてホスピス病棟を開棟するとともに本格的なホスピスケアを開始。同時期より在宅緩和ケア(ホスピス)にも力を注ぐ。2008年7月に在宅療養支援診療所「ホームケアクリニック札幌」を開設。201712月より現職。
 
高槻友子(オハナ助産院)
1957年大阪生まれ、東京育ち。大学卒業後、中学校英語教師、大地を守る会を経て、現在のパートナーと中南米の旅へ。帰国後、静岡県の山里にて自給自足中心の暮らしを八年間営む。その間、4人の子どもを授かり、東京のファン助産院にて出産。この体験が元で助産師を志す。1995年、北海道旭川市に移住。看護大学卒業後、2005年開業。出張専門助産師として、自宅でのお産、新生児訪問、両親学級、乳房ケア等、地域での仕事に携わる。

三砂ちづる(作家・津田塾大学国際関係学科教授)

1958年山口県生まれ。兵庫県西宮育ち。京都薬科大学卒業、ロンドン大学Ph.D.(疫学)。ブラジルで10年にわたり、国際母子保健プロジェクトに携わる。著書に、月経血コントロールについて聞き取りをした『昔の女性はできていた』(宝島文庫)、3年前に末期がんの夫を自宅で看取った記録『死にゆく人のかたわらで』(幻冬舎)、『五感を育てるおむつなし育児』(主婦の友社)、最新刊『少女のための性の話』(ミツイパブリッシング)他多数。訳書にフレイレ『被抑圧者の教育学』(亜紀書房)、共著に『家で生まれて家で死ぬ』(ミツイパブリッシング)他多数。

 

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家で生まれて家で死ぬ

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