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「彼〈か〉彼女はいる?」今日から使えるかもしれないLGBT+の基礎知識

 「LGBT+」であることが、物議をかもすことではなくなってきているというスウェーデン。もちろんまだそうでない地域もあったり、世代的な差もあるようです。でも法律で守られてもいるし、社会的な受け入れもずいぶん広がっていることが、4月24日発売の『ぼくが小さなプライド・パレード 北欧スウェーデンのLGBT+』では詳しく解説されています。
 日本でもLGBT+の認知は高まってきていますが、当事者だったり知識があって意識的にアライ(LGBT+を理解し支援する人)として行動している人でなければ、スウェーデンのLGBT+事情は、驚くことが多いと思います。でもそれは、ポジティブな驚き。「そうなんだ」と知って、ちょっと慣れれば「そうだよね」と納得いくことばかり。もちろん、まだ論争中のこともたくさんあって、主な課題を取り上げている章もあります。信号機 そんなLGBT+フレンドリー先進国のスウェーデンでも、カミングアウトしなければストレート(異性愛)と思われるケースがまだまだ多数だと、ソフィア・ヤンベリさんは書いています。
 でもたとえば首都ストックホルムなど都市部の若者たちの多くは、「ボーイフレンドはいる?」という質問はもうしません。「ボーイフレンド“か”ガールフレンドはいる?」と訊くそうです。
 これは、明日からでもすぐ使える豆知識かもしれません!
 (蛇足ですが、文脈的に許されない状況下でパートナーの有無を質問するのはNGです)

ぼくが小さなプライド・パレード 北欧スウェーデンのLGBT+

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