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(女子)大学生におすすめ!の本

少女のための性の話書影みんなの教育書影

『少女のための性の話』が津田塾大学の教職員著作・制作物コーナーで、
『みんなの教育 スウェーデンの「人を育てる」国家戦略』が聖心女子大学図書館広報オンラインで、紹介されています。

この2タイトルが、女子大生の目にふれる機会が増えるのは、とてもうれしく光栄です。

『性の話』は当然、女子大生は「読んでいただきたい世代」のど真ん中。

『みんなの教育』も、大学生にとって“他人事じゃない”話です。

日本とスウェーデンの若者の意識調査を比較するくだりがあります。
「自分自身に満足している」と答えた若者は、日本45.8%に対してスウェーデン74.5%。
別の調査では、「だいたい自分に満足」と答えたスウェーデンの10代は8割越え、というデータも紹介されています。

 

スウェーデンの若者はなぜそんなに自己肯定感が高いの?

そのヒミツは、学校教育に(も)あるのでは・・ という問いが、本書を編んだ出発点の一つでも、ありました。

たとえば、学校では

・自由に自分の意見を言える
・ひとりひとりが違うことを学ぶ
・優劣をつけて競争させない
・何度もチャンスがある

といった特色があります。

さらに、一人あたりの授業料は無料。
リカレント教育発祥の地ですから、何歳からでも授業料の心配なく学び直しができるってのもさらにすごいですが、子ども一人あたりに国からぽん、とお金が出るって、子どもながらに「大事にされてる!」と思いますよね。

日本でも、18歳に投票権が与えられたのに続き成人年齢が18歳に引き下げられました。
スウェーデンでは、16歳の投票権が論じられているそうです。
『みんなの教育』では、本物の投票用紙を使う本気の学校選挙など、主権者教育についてもわかりやすく説明されています。
そんなことに興味のある大学生にも、おすすめの一冊です!

少女のための性の話

みんなの教育 スウェーデンの「人を育てる」国家戦略

 

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