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『こどけん通信』に『わかな十五歳』書評掲載

「私たちは2011年の子どもたちから何を受け取るのか」

『わかな十五歳』の書評が『こどけん通信』(2021年6月号)に掲載されました。
冒頭の一文は、その見出しです。

書評記事

「自らの頭で考え、言葉にするということは、尊くて、苦しい。
 15歳だったわかなさんが、原発事故後の10年間をどんな思いで過ごしてきたのか、彼女自身の言葉で綴られたこの本は、すべての「大人」に読んでほしい。」

評者は、ノンフィクションライターの吉田千亜さん。

次のような一文も。

「命が天秤にかけられること、「愛」とは何か、これは「戦時中」ではないか……わかなさんの言葉の一つ一つが、本質を見抜き、「大人」の私に突き刺さる。」

 

「こどけん」とは「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」のことで、2011年から勉強会や健康相談会、子どもたちの保養(注1)企画の活動を続けてきた団体。
『こどけん通信』は放射線防護にかかわる情報をわかりやすく伝える冊子として、2016年8月から発行されています。

こどけんの表紙

地元でこれをまとめ買いしている方がいらして、おしえていただきました!

ご関心ある方は、ぜひ取り寄せてみてください。

こどけん通信ブログ
http://kodomotatinomirai.livedoor.blog/

放射能汚染のない地域で健康回復のために一定期間過ごすこと。1986年のチェルノブイリ原発事故後、東ドイツで始まり、今も世界各地で子どもの保養受け入れが行われている。

わかな十五歳 中学生の瞳に映った3・11

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