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Kindle Paperwhiteと紙の本

とうとうKindle Paperwhite を購入しました。
仕事でお世話になっている方がOasis ユーザーになりその使い勝手を激賞されていた矢先、ふと見たその日がセール最終日。これからは紙「も」電子「も」両方でしょう、という話を打合せでいつも聞いていたので、専用端末も自分で使ってみないとなあ、という思いもありました。

電子書籍は、検索機能を使いたいとか今晩すぐに必要、などの理由で時おり使っていました。
hontoも使っていますが、いちばん持っているのはやはりKindle。hontoはスマホにアプリも入れているし、何か推し要素があれば国内資本のhontoをメインに使いたいと思いながら決め手に欠けているところです。

少女のための海外の話、書籍版とKindle版

さて手元に届いたKindle Paperwhite。包装を開けて電源を入れると、そこに映っている初期画面は、紙が一枚入っているのかと何度かめくろうとしたほど。驚きの見映えでした。(でも本文を読み始めたら、それほどの紙の質感はありません……)
その後、今すぐ読まなきゃの参考書が山積みで実はあまり使っていないのですが、とりあえず就寝時の暗がりでも読むのが楽なので、寝る前にKindleを開くと脇から子どもに端末をとられて、さらに読書が進まない事態です。

Kindle端末を買ったからと言って、電子書籍をがばがば買うということには、私の場合はなっていません。
やっぱり、紙でほしい本ってありますよね。
これは読んだら、古本を扱ってる友人に持っていこうかな、とか、これは背表紙を書棚に並べておきたいとか。結局、紙の本を買う機会が多いのはKindle端末を買う前とあまり変わらない。
理由は人それぞれだと思いますが(こだわらない方もおられるとは思いますが)、電子が便利な本、紙でほしい本、というのは厳然と存在する。

たとえば、たいへんな読書家である三砂ちづるさんも書いているように、旅先に一つ端末を持ってゆけばよい、というのは電子の便利なところ。出発の前の晩に(あるいは直前に)、どの本を鞄に入れようか悩む必要もないし。分厚い読みかけの本でも大丈夫だし。
さらに何と言っても未来の社会を作るのは若い方々。本には紙もデジタルも両方あるという話は、デジタルネイティブ世代にとってはごくごく当たり前の光景なのでしょう。

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