4月15日発売予定
自然保育の素 こどもと一緒に野外を楽しむ / 森のようちえん全国ネットワーク連盟(編集),山口美和(監修)

主体性や豊かな感性を伸ばす「自然保育」の初心者向けガイド。自然体験の意義から、外遊びの実践アイデア、安心・安全に楽しむためのポイントを丁寧に紹介。園庭や公園、火や水、土といった自然の恵みを活かした遊びや、雨風の日の楽しみ方など、すぐに実践できる工夫が満載。野外で遊ぶだけではなく、大人と子どもが共に学び、育ち合うためのマインドも教えます。「自然保育って難しそう」という不安を乗り越え、子どもと一緒に楽しむヒントが見つかる一冊。自然保育の指導者養成も行う団体による決定版テキスト。
前書きなど
この本は、いままで自然に興味がなかったけれど、いろいろな事情で「自然保育」に取り組まなければならない保育者のみなさんのために書かれました。
いま、自然の中でのびのび遊ぶことを通して子どもの主体性や豊かな感性を育む「自然保育」が注目を集めています。鳥取、長野、広島、滋賀、奈良、千葉の6つの県では「自然保育」を推奨し、認定・認証制度を作って「自然保育」に取り組む就学前施設を応援しています。これまでに全国で「自然保育」の認定や認証を受けた園は 500 以上あり、そのうち約9割が一般の幼稚園・保育園・認定こども園です(2025年 3月現在)。
これまでにも日本の就学前施設は、自然とふれ合うことを大切にし、屋外で生きものとふれ合ったり、田畑で作物を作ったりする経験を積極的に保育に取り入れてきました。けれど、あらためて「自然保育」に取り組まなければならないと言われたら、とまどう保育者の方が多いのではないでしょうか。
「自然のことを知らないから、子どもに植物や生き物のことを聞かれても教えられない」
「自分自身が自然の中で遊んだ経験がなく、何をして遊んだらいいのかわからない」
「自然豊かな場所で、子どもたちを安全に遊ばせられる自信がない」
この本は、そのような不安を抱いているかもしれない保育者の方々にとって、最初の「自然保育」のガイドになるでしょう。この本を手に取ることで、みなさんが自然に興味をもち、子どもと一緒に外に飛び出してみたいと思えたらと願っています。山口 美和
著者プロフィール
森のようちえんに関する普及啓発、ネットワーク構築、指導者養成、安全講習・安全認証、調査研究、保育に関わる事業などを実施している。
上越教育大学大学院教授。2015年、長野県信州型自然保育認定制度の検討に関わる。長野市教育委員会教育委員。日本自然保育学会会長。。
書籍情報
判型: A5判
ページ数: 160ページ
価格: 1,800円+税
ISBN: 978-4-907364-41-0
発売日: 2025年4月15日
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