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大学の防災学習資料に『わかな十五歳』が紹介されました

学芸大の防災学習資料に『わかな十五歳』が紹介されました。

教育実践アーカイブズ 第11号 3・11受入校の教育実践記録目録 防災学習室資料 第3集

掲載誌は、東京学芸大学 特別支援教育・教育臨床サポートセンター編『教育実践アーカイブズ 第11号 3・11受入校の教育実践記録目録 防災学習室資料 第3集』。

3.11後に避難した子どもたちが転入先の学校でどうだったか、どのような教育実践が行われたかを調査・記録した貴重な資料です。

この中で、『わかな十五歳』について

「避難した子どもの経験を本人が単行書にまとめて公表したものとして、管見の限り初めての記録である」

とご紹介いただきました。

『わかな十五歳』は、3.11当時15歳だった著者が、25歳のときに書きおろした本。
あの日子どもだった本人が書いた書籍はこれが初、とご案内してきた担当としては、力強い後押しをいただいた思いです。

かつてない原子力災害が起こったとき、大人たちは子どもからどのように見えていたか。

子どもの目線にご関心をお持ちの方に、ぜひとも出合っていただきたい本です。

 

なお今年の2月29日には、上記の資料をふまえて、能登半島地震で被災した子どもたちの受け入れ提言が行われました。

NHKによる記事が出ていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240229/k10014374751000.html


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わかな十五歳 中学生の瞳に映った3・11

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