アーカイブ:2020年 12月

  1. 既刊タイトルの表紙

    激動の2020年をふりかえる「情報リテラシーが試された1年」

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックと同時に、インフォデミック(情報の過剰氾濫)もまた世界を揺るがした2020年でした。一人一人の情報リテラシーがこれほど試されたのは、東日本大震災以来だったと個人的には感じています。

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  2. 「第2回 ロングショットの喜劇」ケアリング・ストーリー

     あほちゃうか、ほんまに……。なにやってんねん、おとうさん……。 嘆息には、関西弁がよく似合う。というか、もともと関西で育ったので、ネイティブ言語は関西弁なのである。

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  3. 雪が積もる家のイラスト

    クリスマスにおすすめの一編!森下みかん『天国への列車』より「雪の車」を全編公開

    クリスマスと言えば思い浮かぶお話は、ありますか?筆者が子どものころ、クリスマス・ソングの子ども向けコンピレーション・アルバム(70年代なのでアナログ・レコードであった)が家にあって、クリスマス・イブには必ずそれを流していました。

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  4. なつかしい未来の国からバナー_青空と一本の木

    「第21回 ニュージーランドの総選挙2020」

    高校生も選挙を語る国 今年の元旦の空は、不気味な雰囲気を醸し出していた。オーストラリアの山火事からの灰が私の住む街まで飛んできて、一日中空が黄色かったのだ。すっきりしない一年の始まりだなと思っていたら、一月の終わりから、新型コロナウイルスがどんどん広がっていった。

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  5. 本棚

    ハッシュタグ「#税別表示で困りません」「 #出版物の総額表示義務化に反対します」その後

    今年9月、「#出版物の総額表示義務化に反対します」のハッシュタグがツイッターのトレンドに入った。本を作る仕事に就いて25年。出版社を立ち上げてもう7年の身としては恥ずかしい限りなのだが、寝耳に水の話だった。慌てて関連情報を集め、状況を自分なりに理解した。

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