「第20回 巡礼」ダブリンつれづれ / 津川エリコ

 二〇二二年に日本へ帰国した時、最初に入った本屋で最初に目に入ったのは沢木耕太郎の『天路の旅人』だった。発行日を見ると発売されたばかりだった。迷わず買った。一九八六年に発行された『深夜特急』第一便以来、私は沢木の本に注意 … 続きを読む 「第20回 巡礼」ダブリンつれづれ / 津川エリコ