アーカイブ:2025年 1月

  1. 「第11回 きものふたたび」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる

     また、きものを毎日着始めた。竹富島に移住して半年が過ぎた7カ月目、2024年11月、世持御嶽(ユームチオン)で種子取祭(タナドゥイ)が行われた。種子取祭は“きのえさる”のトゥルッキから“みずのとみ”のムヌンまで、十日間にわたって行われる島で最も大きな祭りである。

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  2. 「第10回 荷物の多さについて(後編)」グローバルサウスの片隅で/ 三砂ちづる

     西アフリカのコートジボアールのワークショップに出張したことがある。コートジボアールも、すてきな布地を作っているファッショナブルなところとして知られていたが、西アフリカ全般、フランス植民地だった影響もあるのか、とにかくおしゃれがすごい。

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  3. 【イベント情報】森達也×安田浩一「集団心理はアイデンティティを放棄させるか?」『九月はもっとも残酷な月』刊行記念 @本屋B&B

    関東大震災の朝鮮人虐殺をテーマにして大反響をよんだ映画「福田村事件」。その編集終了後〜公開時の日誌を中心とした森達也さんの時評集『九月はもっとも残酷な月』が昨年9月、刊行されました。

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  4. 「第22回 ある年の初めの日記」ダブリンつれづれ / 津川エリコ

    元旦 お雑煮を食べる。この日の為に去年からとっておいた餅六つ。夫二つ、息子三つ、私一つ。糸子さんの家で新年会があったので、昨日のうちに作ってあった黒豆とうま煮を持って出かけた。彼女の家ではクリスマスを十六人の大人と一人の赤ん坊、合計十七人で祝ったと聞いた。

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